中古車販売業者様から走行中にエンストしてレッカーで運ばれた車の修理依頼がありました。
現車を確認するとエンジンは普通に始動し走行も問題ありませんでした。
診断機でエラーコードを確認すると水温センサーの異常がありました。
ラジエーターのサブタンクを見ると水がありません。ラジエーターキャップを外しても水が入ってないようです。
漏れる箇所を探すとヒーターホースのジョイント部が破損しておりました。
どうやらオーバーヒートが原因でエンストを引き起こしたようです。
漏れた箇所のヒーターホース、関連部品のサーモスタット、ラジエーターキャップ、水温センサーを交換し試運転を繰り返しましたがラジエーターからの吹き返しや気泡も出ることはなかったので修理を完了としました。
ただ、他の箇所がダメージを受けてる可能性もあるので今後注意していただくようにお伝えしました。
オーバーヒートでエンジンが止まる前には水温の警告灯が赤色で点灯するはずで点灯した時点でエンジンを止めれば大きな影響はなかったと思われます。
このお車のメーターパネルを見ると置物がありました。警告灯は点灯したけど警告灯の前の置物で確認ができなかったのではないかと思われます。
車のメーターはスピードや燃料の表示だけでなく重要な情報も表示するのでいつもと違うランプが点灯したら早急に点検をしていただきたいと思います。
自動車の故障を知らせる警告灯
当社ではカンや経験だけに頼らず故障診断機を活用して的確な故障診断を実施します。
診断料3,300円(税込)
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