ブーレキ時にエンジンの回転が上がったり、エンストする不具合です。
診断機による自己診断では故障コードはありません。
回転が上がったりエンストする症状なら吸気系統の原因が考えられます。
アイドリングを制御しているISCバルブやECUは原因ではありませんでした。
試乗を繰り返した結果、減速時だけに症状が出てるので車両のデーターを取りながら試乗しました。
結果、不具合発生時にはVVTが目標値に制御されておらず進角状態のままでした。
進角の状態でアイドリングが不調になったのとECUがISCVのデューテー比を上げて回転が上がったようです。
VVTの進角はエンジンオイルの油圧で行っており、オイルの油路を切り替えるのはオイルコントロールバルブです。
このオイルコントロールバルブが作動せずVVTが進角から遅角にならなかったようです。
オイルコントロールバルブが作動しなかったのはエンジンオイルのメンテナンスが悪くスラッジが溜まりバルブが固着したためです。
エンジンオイルは適切に交換することが重要です。
自動車の故障を知らせる警告灯
当社ではカンや経験だけに頼らず故障診断機を活用して的確な故障診断を実施します。
診断料3,300円(税込)
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